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下がAX3600Sシリーズ、上がAX2400Sシリーズ
下がAX3600Sシリーズ、上がAX2400Sシリーズ
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 日立製作所とNECが合弁で設立したアラクサラネットワークスは9月7日、ネットワークの末端部分に当たるオフィス・フロアなどで利用するLANスイッチを発売した。

 同社は昨年10月の設立以来、データセンターなどネットワークの基幹部分で用いる中・大規模向けのスイッチを開発・販売している。今回の製品投入でネットワークの上流から下流までカバーできるようになり、この分野で最大手のシスコシステムズを追撃する製品体制が整った。

 今回発売したスイッチは、レイヤー3スイッチ「AX3600Sシリーズ(写真下)」とレイヤー2スイッチ「AX2400Sシリーズ(同上)」の2種類。オフィスのフロアごとにネットワークを分散するなど、ネットワークの末端部分としての利用を想定している。

 同社は新製品の特徴として、セキュリティを強固にするためにMACアドレス単位でネットワークをグループ化するMAC-VLAN(バーチャルLAN)機能や、ネットワークの高速化に耐えられるよう10ギガビット・イーサネット用ポートを備えた点を挙げる。IP電話で用いるVoIPパケットを優先的に通すQoS機能も搭載した。

 「企業ネットワークの中核部分には、信頼性や安全性が高いスイッチが入っている。だが、ネットワークの末端になるほど、スイッチの信頼性や安全性が軽視される。企業インフラとしてネットワークの重要度は増しており、末端まで信頼性や安全性が求められることを訴えていきたい」と、アラクサラネットワークスの和田宏行社長は意気込みを語る。

 価格はAX3600Sシリーズが90万3000円から、同2400Sシリーズが59万8500円から。12月20日に出荷を開始する。アラクサラは今後3年間で、両シリーズ合わせて7万台を販売する見込みだ。18社のパートナ企業を通じて販売するほか、他メーカーにOEM提供する計画もある。