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 マイクロソフトは9月7日,2006会計年度(2005年7月~2006年6月)における製品戦略を説明した。同社の執行役常務でビジネス&マーケティング担当であるAdam Taylor氏(写真)は,「今後出てくる製品の波は,世界を変えることができると信じている。これらの製品とともに,今後も顧客に貢献する」と強調した。

 マイクロソフトが今後,18カ月間で出荷する主な製品は以下の通り。

 Windows Server 2003 R2 ---- 2005年12月に完成し,製造段階(RTM:Release to Manufacture)に入る予定。Windows Server 2003の機能強化版で,「Active Directoryフェデレーション・サービス(ADFS)」と呼ぶ機能などを搭載する(関連記事)。9月7日に最初の製品候補版(RC0)が公開された。

 SQL Server 2005,Visual Studio 2005 ----SQL Server 2005はデータベース管理システムの新版,Visual Studio 2005は開発ツールの新版。いずれも2005年11月17日に発表予定。

 Office 12(開発コード名) ---- ワープロ,表計算ソフトなどのオフィス・ソフトの新版。2006年秋に出荷予定。文書ファイル・フォーマットとしてXML(拡張マークアップ言語)を基本形式にして,他のシステムとの連携を容易にする。文書ファイルの作成,検索,再利用,アーカイブといったライフサイクル管理機能などを搭載する。

 Exchange Server次期版 ---- メッセージング・システムの新版。Office 12と同時期の2006年秋に出荷予定。

 Windows Vista ---- Windows XPの後継クライアントOS。2006年に出荷予定。
 
 Windows Server 2003, Compute Cluster Edition ---- 科学技術計算などで使うHPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)向けのOS。2006年に出荷予定。

 このほか,Windows Mobile 5.0,BizTalk Server 2006,XBox360なども今後18カ月以内に出荷される。

 また,新たな分野の製品として「Acrylic(開発コード名)」と呼ぶプロのデザイナ向け製品を準備中であることを明らかにした。詳細は9月13日から米国で開催される開発者向け会議Professional Developers Conferenceで明らかになる。