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 日本IBMは、グリッド・コンピューティング環境構築ソフト大手のプラットフォームコンピューティングと、システム運用にかかわる作業を自動化するためのオートノミック(自律)分野で協業する。早ければ9月9日に正式発表する予定。

 プラットフォームは今後、自社のグリッド環境構築ソフト「Platform LSF」にオートノミック機能を順次追加する。この際、IBMが無償提供する「オートノミック・コンピューティングツールキット」を利用する。またIBMは技術支援も行う。

 プラットフォームは年内に第1弾として「Platform LSF問題判別ソリューション」を有償で提供する(価格は個別見積もり)。同ソリューションでは、Platform LSFが出力する各種イベント・ログを、IBMが推奨する記述形式(CBE)に変換するアダプタを実装する。これにより障害時の原因個所の特定が容易になる。「Platform LSFは構成するモジュールごとにログの記述方式が異なっており、原因個所の特定するためには専門スキルが必要だった」(日本IBM)。

 来年以降は、投入するジョブの特徴などに合わせてPlatform LSFの設定を自動的に変更する「自己適応型ソリューション」などを2社共同で評価・開発していく。