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 ファイアウオールなどセキュリティ製品を提供する米サイバーガードでワールドワイドセールスを担当するゲーリー・タガート上級副社長がこのほど来日、米セキュアコンピューティングとの統合の効果や今後の製品戦略などを語った。サイバーガードは2005年第4四半期にも、競合企業のセキュアコンピューティングに買収されるが、両社の合併後も、双方の製品の機能強化とサポートを継続する。

◆セキュリティ分野では合併が相次いでおり、当社も競合企業に対する競争力を高めるために、合併による規模拡大を図らざるをえない。セキュアコンピューティングとの合併による統合会社は、世界90カ国に1万7000社を超える顧客企業を持ち、2006年度は、2億ドルの売上高を見込む。セキュアコンピューティングの認証製品、サイバーガードのスモールビジネス向けファイアウオール製品など、両社で重複しない領域の製品の相互補完も見込める。

◆統合後も、現在の両社の製品ラインアップに関しては今後も機能強化し、サポートも継続する。合併後の売上高の40%はサイバーガードの製品が占める見込みだ。パートナーであるソリューションプロバイダにとっても、より多くのソリューションを販売できるようになるメリットは大きい。そして2~3年後には、両社の製品の強みを生かして、統合された新しい世代の製品を開発する。

◆現在当社がフォーカスしているのは、UTM(ユニバーサル・スレッド・マネジメント)とCSM(コンテンツ・セキュリティ・マネジメント)の2つの急成長領域だ。UTMは、スパイウエア対策、ファイアウオール、侵入検出などの機能を統合したソリューションで、2004年から2009年までの年間成長率は47.9%と予測されている。現在提供している中堅・中小企業向けのUTM製品に加え、今後はエンタープライズ向けの製品も開発・販売していく計画だ。CSMも年間成長率が17.1%と予測されている。合併により、UTM分野でシェア第1位、CSM分野でシェア2位の企業になる。

◆CSM分野はファイアウオールの付加価値ビジネスで、フィルタリング技術を使って、HTTPやFTPといったファイアウオールを通過するプロトコルベースの脅威を防ぐ。当社のWebwasherは、URLフィルタリングだけでなく、スパムやメール、インスタントメッセンジャーのフィルタリング、SSLスキャナーといった複数の機能を統合しているのが特徴で、複数のフィルタリング機能を組み合わせて攻撃から守ることも可能だ。ユーザー企業は、必要に応じて必要な機能を選択して利用できる。年内にも、Webwasherの日本語版を提供開始する計画だ。

◆サイバーガードのアジアパシフィック地域の売上高はワールドワイドの13%で、そのうち日本での売上高は4割を占める。日本市場は今後大きく伸びる市場とみており、拡販に向け、パートナーの育成には力を入れている。サイバーガード日本法人ではこの6カ月間で、技術者約50人の教育を実施した。サイバーガードとセキュアコンピューティングのそれぞれの日本法人の統合計画などは未定だが、今後は、日本におけるそれぞれの販売パートナーが互いの製品を販売できる仕組みを作っていくことになる。

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