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 米ワイズテクノロジー(ワイズ)は9月13日,日本法人の「ワイズテクノロジー」の設立と,日本市場での営業戦略を発表した。日本法人は8月10日付けの設立で,代表取締役社長にはエアスペース前社長の河田英典氏が就任。販売や技術サポートを強化し,日本国内のシン・クライアント端末市場に本格的に参入する。

 ワイズはシン・クライアント端末の最大手メーカーで,同社によると全世界で38%のシェアを持つという。日本法人設立はアジアにおける事業強化の一環で,「年間100%増の伸びが予想される日本市場への投資は非常に大きな意味を持つ」(米ワイズのジョン・キッシュ社長兼CEO)としている。

 ワイズはこれまでも兼松やネクストネットなどの販売パートナを通じて製品を販売してきたが,日本法人の設立で既存の販売パートナのサポートを強化していく。OEMパートナの開拓も進めており,通信事業者などとも提携交渉中だという。日本法人の今年度の売り上げ目標は15~17億円,国内のシン・クライアントのシェア50%を目指す。

 同社のシン・クライアント「Wyse Wintermシリーズ」はアプリケーションをサーバー側で稼働させ,クライアント端末には画面データだけを転送する画面転送型の製品。1台のサーバーを複数のユーザーで利用できる。価格帯は4万円弱から5万円で,「価格や性能などを考えると,日立製作所や日本ヒューレッド・パッカードの製品が競合になる」(河田社長)という。