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 Windows Vistaの製品構成についての米Microsoftの現時点での公式なスタンスは以下の通りである。「今はWindows Vistaのエディションについて議論する段階ではない。ベータ・テストを継続し,製品計画についてのフィードバックを請うことによって,まだまだ得るものがあると期待しているからだ。現時点では,製品系列の各エディションの名称や価格,搭載する機能について最終的な決定は何もなされていない」。

 だが実際には決定しているのだ。既報の通り,Windows Vistaは7つのエディションがリリースされる。この情報は以下のようなさらに新しい内部文書によってより確証的なものとなる。

 「2006年秋に市場に投入するWindows Vistaには7つのSKUを用意する(SKUはユーザーが製品と呼ぶものを指す業界用語である)。ただし,普通のユーザーが7つすべてのSKUを目にすることはない。典型的なケースでは,ユーザーは3つの選択肢を与えられることになるだろう。各エディションの名称は最終的なものではないものの,計画されているSKUは,Starter Edition,Home Basic,Home Premium,Small Business,Professional,Enterprise,Ultimateである。Starter Editionを除くすべてのSKUは,32ビットと64ビットの両方をサポートする。Enterprise SKUは,リテール販売やOEM販売を行わず,ソフトウエア・アシュアランスまたはEnterprise Agreementの契約を結んだユーザーだけが入手できる」。

 またこの文書は,Windows XPに現在6つのSKUがあることにも触れている,従って,「SKUの数で言えば,XPとVistaにはあまり違いはない。追加した1つはUltimateで,このエディションはWindowsのすべての機能を1つのSKUに詰め込んだ初めての製品となる。もう一つの大きな違いは,Windows XPではMedia Center EditionとTablet PC Editionが,OEM販売のみのSKUであるのに対し,Windows Vistaではこれらが搭載する機能をより幅広いSKUで利用できることである」。