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 マイライン事業者協議会は8月末における固定電話のマイライン登録状況を発表した。これによると,NTTコミュニケーションズ(NTTコム)の市内区分におけるマイラインとマイラインプラス合計の登録数が277万2000に到達。同277万1000の日本テレコムをわずかながら抜き去った。

 NTTコムは新しい固定電話サービス「プラチナ・ライン」を昨年12月に開始。それ以降,市内区分では毎月約20万回線以上を上乗せしている。8月も22万7000回線をプラスした。プラチナ・ラインは市内,県内市外,県外市外,国際の全4区分でNTTコムを固定的に使うサービス。長距離事業者であるNTTコムが市内の固定電話市場に本格参入するきっかけとなった。

 結果として,サービス開始直前には0.8%だったNTTコムのマイライン市内区分でのシェアは8月末に6.0%まで上昇。従来から市内区分でサービスを提供していた日本テレコムと逆転した。

 日本テレコムがマイラインの営業をほとんど中止し,マイライン適用対象外の直収電話サービス「おとくライン」の営業を強化したという経緯がある。日本テレコムの市内登録は昨年12月以降,毎月約4万~約11万の範囲で減少している。

 NTT東西地域会社は市内区分で合計69.9%のシェアを持つ。これに次ぐKDDIは533万回線,シェアは11.6%。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション