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 ワイリー・テクノロジー・ジャパンは,J2EEシステムの性能監視ツールの新バージョン「Introscope 6」の出荷を開始した。Introscope 6は,監視対象となるJavaアプリケーション・サーバーに性能データを収集するエージェントを導入し,ボトルネックになっているサーブレットやEJB(Enterprise JavaBeans)を特定するためのソフト。新版では,(1)トランザクションの情報を保存する機能「トランザクション イベント データベース」と,(2)性能をグラフなどで表示する「ダッシュボード」をブラウザで表示する「WebView」機能を,それぞれ追加した。

 「トランザクション イベント データベース」は,一連のトランザクションで呼び出されるサーブレットやEJBの処理時間などのデータを指定期間分保存する機能である。保存データは,トランザクション処理におけるボトルネックを調べるために利用する。従来は,トランザクションで呼び出される一つ一つのサーブレットやEJBの性能情報を手作業でファイルに保存する必要があった。

 「WebView」は,アプリケーションの処理時間やCPU使用率などをグラフ表示するダッシュボードを,ブラウザから利用するための機能である。従来は,ダッシュボードを見るには,PCに専用ソフトをインストールする必要があった。WebViewを使うと,システム構築ベンダーなどが,社外からインターネットを通じてボトルネック個所を調べられる。

 このほか,Introscope 6のオプション製品として,「Introscope ErrorDetector」,「Introscope Browser Response Time Adapter」を追加した。Introscope 6のエージェントを組み込むJavaアプリケーション・サーバーにアドオンする。

 ErrorDetectorは,Webページが見つからないなどのエラーが単位時間当たりにどの程度発生しているのかを見分けるためのソフト。これまでIntroscopeでは,エラー・ページの情報を収集しておらず,エラーの発生状態を確認できなかった。

 Browser Response Time Adapterは,ボトルネックがネットワーク部にあるのか,アプリケーション部にあるのかを調べるためのソフト。サーブレットなどが出力するHTMLデータに応答時間を調べるためのJavaScriptを埋め込み,ブラウザとアプリケーション間の応答時間を計測する。Introscope 6の価格は117万円/CPU。

(吉田 晃=日経システム構築)

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