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 CATV統括会社大手のジュピターテレコム(J-COM)は9月20日,小田急電鉄系の小田急ケーブルビジョンを買収すると発表した。9月30日,小田急ケーブルビジョンを運営する小田急情報サービスの全株式を小田急電鉄から取得する。

 小田急ケーブルビジョンは東京都世田谷区と町田市,神奈川県川崎市と横浜市などでサービスを提供中。小田急電鉄によると「有料の加入世帯はおよそ4万」という。なお,J-COMグループで番組視聴やインターネット接続,固定電話などを利用している有料ユーザーの世帯数は195万5800。今回の買収で200万ユーザーを突破する見通し。J-COMは傘下に17社,32のCATV局を抱えている。

 買収額については非公表だが,小田急の開示資料などから約70億円と推測される。有料ユーザー数が4万であることから,1ユーザー当たりの獲得額は約17万5000円となる。小田急情報サービスの2004年度の売り上げは約37億円。営業利益は約2億円,純利益は約1億円だった。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション