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 「爆発的に非構造化データが増えており、容量に見合った性能を出すためにはストレージ装置もクラスタリングが重要となる」と、デジタル・コンテンツに特化したストレージ装置を開発する米アイシロン・システムズのスティーブ・ゴールドマン社長兼CEO(最高経営責任者)は語る(写真)。

 ゴールドマンCEOによると、世界の全デジタル・データのうち非構造化データが占める割合は2002年は3%だったが、2007年には3分の1になるという。こうした動向にあわせるため、同社のストレージ装置「Isilon IQシリーズ」は現在、一つのファイル・システムで168テラ・バイトの容量を管理できるが、「データ量の増加スピードに合うように、6カ月に一度の頻度で、バージョンアップをしている」(ゴールドマンCEO)。

 「Isilon IQシリーズ」はデジタル・コンテンツのようなファイルのアクセスに特化した装置で、CPUやキャッシュとディスク・ドライブを搭載するノードとノード間の通信用スイッチからなる。最小構成で3ノードから成り、大容量のファイルを扱っても性能が出るように設計している。主な特徴は、複数のノードをまたがって一つのファイル・システムとして管理できたり、RAIDを構成できたりすること。従来型のストレージ装置はノードが分かれると一つのファイル・システムとして管理できなかった。

 「日本のストレージ市場は米国と非常によく似ている」と見ており、今年6月に日本法人を設立した。2005年内には日本法人の売り上げが、同社の売り上げの15%程度を占める予定であり、今後は、日本市場を強化していきたい考えだ。