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岡三証券アジア情報館長の高松重之取締役
岡三証券アジア情報館長の高松重之取締役
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NTTビズリンクのテレビ会議サービスを利用して現地法人とつないだ様子
NTTビズリンクのテレビ会議サービスを利用して現地法人とつないだ様子
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 岡三証券は9月15日に,中国のマーケット情報などをリアルタイムで提供する「アジア情報館」を東京にオープンした。また同日,上海に現地法人の「岡三(上海)投資顧問有限公司」も開設した。この2拠点に香港の現地法人「岡三国際(亜州)有限公司」を合わせた3拠点で,NTTビズリンクのテレビ会議サービスを導入。アジア情報館長の高松重之取締役(写真上)に導入の目的などを聞いた。

−−アジア情報館は一般投資家向けの施設だそうだが,テレビ会議は何に使うのか。

 9月15日に開設したここ(アジア情報館)と上海,香港の現地法人とを結び,現地のアナリストが中国企業の決算発表をリポートする。情報提供のスピードを上げることが目的だ。
 以前から,セミナーを開いた際にお客様から「中国株は分かりにくい」などの意見をもらっていた。そこでアナリストがリポートを書いて日本に送るより,現地から生の声を伝えた方がよいと考えた。リポートだとタイムラグも出るし,文字にするとうまく表現できないこともある。双方向のコミュニケーション手段であるため,お客様がアナリストに質問することもできる。企業のIR担当者とテレビ会議を通じて話をしてもらうことも可能だ。

−−採用までの経緯を教えてほしい。

 テレビ会議の導入は半年前から考えていた。まず50インチの液晶パネル6枚分の大きなスクリーンを設置することを決めた。続いて,その画面に現地の映像がきちんと映せるテレビ会議システムを探した。岡三のグループ企業からNTTビズリンクを紹介してもらい,試してみたところ満足のいく画像だったため採用を決めた。

−−実際の使用感はどうか。

 実際に現地とつなげてみましょう(写真下)。ポリコムのテレビ会議装置を使っているが,2拠点間で使う場合は現地法人のオフィスからここ(アジア情報館)のカメラを遠隔操作することもできる。まさに相手に話しかけるような感覚で使える。テレビ会議は,ここの2階にお客様を招いての文化イベントの際にも活躍させる。
 本来のテレビ会議の使い方とは違うかもしれないが,我々としては大きなスクリーンを生かし,リアルタイムな情報を顧客に届けたかった。

−−ネットワーク構成の概要を教えてほしい。

 東京からはBフレッツのハイパーファミリータイプ1回線で「フレッツ・オフィスワイド」経由でNTTビズリンクのデータ・センターに接続。上海と香港の2現地法人は,512kビット/秒の専用線で現地の通信事業者のIP-VPN網につなぎ,そこを経由してNTTビズリンクのデータ・センターにつながっている。

(山崎 洋一=日経コミュニケーション