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 9月21日から25日にかけて関西地域で発生したNTTコミュニケーションズ(NTTコム)のパケット通信網の障害について,大阪で開催中のグループ総合展「NTT GROUP COLLECIOTN in WEST 2005」の中でNTTコムの和才博美社長が自ら原因を報告して陳謝する一幕があった。

 「本格復旧並びに原因究明に長時間を要したこと,サービス停止によりお客さまに多大なるご迷惑をおかけしましたことを,改めて深くお詫び申し上げます」(和才社長)。和田紀夫NTT持ち株会社社長の基調講演に先立って,和才社長から報告と陳謝があった。

 障害は,9月21日17時3分に大阪府,奈良県,和歌山県,兵庫県でデータ通信サービス「INS-Pパケット通信サービス」と「DDX-TPパケット通信サービス」の回線が不通になったもの。原因は,大阪の中之島ビルに収容している一部のパケット中継交換機に,他のパケット交換機からの制御用パケットが大量に流入したため。予期せぬ大量トラフィックが発生し,設備の過負荷状態が起きてしまった。

 原因究明後,過負荷状態のパケット交換機向けのトラフィック抑止や中継交換機より別中継交換機への収容変更などの対応策を講じた。その結果,9月24日午後5時25分までに影響の出たすべての通信サービスが回復した。NTTコムでは,発生原因の詳細を検証するとともに再発防止に向けた対応策を検討する。