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サイボウズの青野慶久社長(左)とサイバーエージェントの藤田晋社長(右)
サイボウズの青野慶久社長(左)とサイバーエージェントの藤田晋社長(右)
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 インターネット広告専門代理店のサイバーエージェントとグループウエアを開発・販売するサイボウズは10月4日、ビジネス情報に特化したポータル・サイトを開設・運営する新会社を11月中に設立すると発表した。サイバーエージェントが60%、サイボウズが40%を出資し、サイバーエージェントの連結子会社とする。

 新会社は、サイボウズが提供する二つのWebサイトを統合して、新サイトを開設する。一つは、同社のグループウエアにリンクされているポータル・サイトの「サイボウズNET」、もう一つはビジネスパーソンなどの会員に向けてブログやRSSリーダーを提供する「cybozu.net」である。企業向けネット広告事業を中心に、3年後に10億円以上の売り上げを目指す。

 サイボウズNETには、1日あたり約19万人のユーザーが訪れる。そのほとんどが、グループウエアから誘導されたビジネスパーソンである。ところが、「当社にはネット広告を扱うノウハウがないために、ユーザー数が多いのにもかかわらず、うまく収益を上げることができなかった」と、サイボウズの青野慶久社長(写真左)は話す。

 そこで同社は、ネット広告のノウハウを持つサイバーエージェントと提携することに決めた。サイバーエージェントの藤田晋社長(写真右)は、「当社の顧客から、『企業向けにネット広告を出したいが、どのWebサイトに載せればいいかわからない』という声が多かった。サイボウズNETはその場として、うってつけ」(同)と話す。例えば、企業向けにコピー機などを販売するベンダーが、なるべく多くのビジネスパーソンに向けて広告を打ちたい、といったニーズに応えていく。

 新会社の名称は「cybozu.net(仮称)」。当初はサイバーエージェントから3人、サイボウズから2人の5人体制で開始する。代表取締役社長には、サイバーエージェントの宇佐美進典氏が就任する予定である。