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左が「UNIVERGE SIP BOX」、右がIP-PBXの「APEX3600i」
左が「UNIVERGE SIP BOX」、右がIP-PBXの「APEX3600i」
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 NECは10月4日、既存のIP-PBX(構内交換機)を交換せずに、NTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末を利用可能にする装置「UNIVERGE SIP BOX」を発売した(写真)。同社は、中堅中小企業に対してデュアル端末を展開するための戦略製品としていく考えだ。

 UNIVERGE SIP BOXは、NECのデュアル端末「N900iL」と、同社の中堅中小企業向けIP-PBX「APEX3600i/同7600i」との間で、音声データなどを中継する。これにより、オフィスでは無線LANを用いた内線用IP電話として、外出先では一般の携帯電話(FOMA)としてデュアル端末を使えるようにする。このほか、同社の無線IP電話端末「MH220/同210」も利用できる。

 NECはこれまで、デュアル端末が使えるIP-PBX「UNIVERGE SV7000」を提供してきたが、大規模ネットワーク向けだった。SIP BOXを使えば、中堅中小企業に設置されているIP-PBXをそのまま利用できるので、機器のリース・アップを待たずにデュアル端末を提案できる。

 「APEXシリーズはこれまで10万台を出荷しており、IP-PBX市場で約3分の1のシェアを占める。SIP BOXの発売により、デュアル端末を使ったソリューションを提案できる範囲が一気に広がった」と、UNIVERGEソリューション推進本部の八田孝本部長は自信を見せる。同社は今年度上期に、約100件のデュアル端末導入案件を手がけてきた。SIP BOXの投入により、下期には約1000件の導入を見込んでいる。

 UNIVERGE SIP BOXの価格は、APEX3600i用が40万円、同7600i用が100万円。IP-PBX本体とセットの場合は、APEX3600iが70万円から、同7600iが600万円から。