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米CompuwareのGlobal Sales DirectorであるAad J. van Schetsen氏
米CompuwareのGlobal Sales DirectorであるAad J. van Schetsen氏
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 米CompuwareのGlobal Sales DirectorであるAad J. van Schetsen氏(写真)が日本コンピュウェアのカンファレンスで講演するために来日,本誌記者のインタビューに応じた(写真)。Schetsen氏は同社独自のアプリケーション開発・実行環境である「Uniface」の販売責任者である。発言の要旨は以下の通り。

---Unifaceの特徴を説明してほしい。

 まず挙げられるのは開発生産性の高さだ。Unifaceでは,アプリケーションの機能やデータ・モデルなどを格納した「リポジトリ」を用意しており,これを開発に利用する。リポジトリに入っている機能は抽象度が高く,比較的簡単に利用できる。Javaや .NETよりも習得が容易で,生産性が高い。

 それから,アプリケーションが動作する環境を選ばないというところも大きなポイントだ。Unifaceで作成したアプリケーションはWindows,Unix,Linuxのほか,メインフレームでも動作する。データベースもOracle,DB2,SQL Serverのほか色々な製品に対応している。それから,Javaや.NETで開発したアプリケーションとの連携を取ることも可能だ。

 古いバージョンと新しいバージョンの間に互換性を持たせていることも特徴だろう。古いバージョンで開発したアプリケーションを新しいバージョンの上でも動かすことが可能だ。どこかのメーカーの製品のようにバージョン・アップに伴って全面的なコード書き換えが発生することはない。

---日本での販売状況はどうか。

 具体的な数字は言えないが,日本の売り上げは全世界の売り上げの5~10%を占めている。決して小さくない数字だ。Unifaceのユーザーは西ヨーロッパと米国に多いが,日本にもユーザー・コミュニティが発生するなど,支持基盤はしっかりしている。全世界的に見ても販売状況は良い。ヨーロッパではUnifaceの開発者が足りなくなるほど需要が高まっている。それから,Unifaceのユーザーは,バージョンが新しくなっても継続して使ってくれることが多い。既存ユーザーの更新率はおよそ98%にも達する。

---これからの機能拡張の予定を教えてほしい。

 現在,Unifaceの最新バージョンは8であり,来年にはバージョン9を出荷開始する予定だ。バージョン9ではビジュアルな開発環境を導入する。UMLのような図を描いていくことで機能を定義できるような仕組みを導入する。開発がさらに簡単になるだけでなく,アプリケーションの構造が図として見えるようになるので,メンテナンスが簡単になる。それから,Unicodeにも対応する予定だ。バージョン9はすでに最初のベータ版が完成しており,社内でのテストも完了した。これから顧客に提供してテストしてもらい,そのフィードバックを反映していく予定だ。バージョン9を出荷した後には,Windows CE/Mobileに対応したモバイル機器用のUnifaceを出荷する。

 それから,バージョン9では学習用に機能限定版を無料で配布する。商業用のアプリケーションには使えないが,学習用には十分な機能を提供する予定だ。今まで使ったことがない人にUnifaceを使ってもらういい機会になると思う。