PR

 ミロク情報サービス(MJS)は10月5日、ERPパッケージ(統合業務パッケージ)の新製品「Galileopt(ガリレオプト)」を発表した。対象は年商100億~500億円の中堅企業だ。特徴は経営層向けにデータ分析ツールを充実させたこと。BI(ビジネス・インテリジェンス)ソフトや、データ・ウエアハウス(DWH)、データを表示するためのEIP(企業情報ポータル)構築ソフトが標準で付属する。

 Galileoptは財務系、販売系、人事・給与系の20モジュールと42のサブモジュールで構成する。サーバー側の動作環境はWindowsで、開発環境には.NET Frameworkを採用した。クライアントはWebブラウザを利用する。マイクロソフトのリッチ・クライアント技術である「スマート・クライアント」により、「クライアント・サーバー型のアプリケーションの操作性を再現できるように工夫した」(R&Dセンターの櫻井義人副センター長)。

 MJSはこれまで、年商100億円以下の中小企業や会計事務所向けの会計パッケージを販売してきた。年商500億円までの企業を対象としたパッケージを出すのは初めてとなる。すでに、中堅企業向けERPパッケージは40製品以上あり、後発となるが「経営層向けのデータ分析向けの豊富な機能を備えることで、他社のERPパッケージと十分に差異化した。7年以上中堅企業市場を研究し、勝算を持って参入している」とマーケティング本部副本部長の吉岡賢司執行役員は強調する。

 MJSは、既存企業のリプレースと新規ユーザー開拓の2本柱でGalileoptを販売していく。新規開拓向けに、新たな専門の営業部隊を作る。これまで、同社の売り上げの94%は直販だった。Galileoptは新規開拓を増やすために、「パートナ企業経由での販売を増やしていく」(吉岡執行役員)予定だ。パートナ名は明らかにしていない。

 「価格は明かせないが、ソフトウエア・ライセンスで500万円前後から」(吉岡執行役員)である。発売は10月26日。なお、Galileoptの名称は、イタリアの天文学者であるガリレオ・ガリレイの名前と、最適という意味の英単語「optimum」を組み合わせたもの。「ERPパッケージの常識をくつがえすという意味で、天動説に対して地動説を唱えたガリレオの名称をとった」と是枝周樹社長は説明する。