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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は10月6日,ファイル・サーバーのバックアップに特化したアプライアンス・サーバー「HP ProLiant Data Protection Storage Server(DPSS)」(写真上)4製品を発表した。バックアップ・ソフトとして,同日発表されたマイクロソフトの「System Center Data Protection Manager 2006 日本語版(DPM)」を搭載する(該当サイト)。出荷開始は10月下旬。

 ベースとなるマシンは,OSにWindows Storage Server 2003を採用する日本HP製のNAS(ネットワーク接続ストレージ)「HP ProLiant Storage Server」シリーズ。DPSS4製品の税抜き価格は,58万円(ディスク容量1Tバイト)から490万円(同9Tバイト)。いずれの製品にも保護対象となるファイル・サーバーに応じて必要な「DPMエージェントライセンス」3台分が付属する。価格水準は,「同等仕様のサーバーとソフトを足したものよりも10~20%安い」(日本HPストレージワークス製品本部プロダクトマーケティング部の滝澤 一彦氏)という。

 DPMは,Active Directory環境下にあるWindows Server 2003/Windows 2000 Server/同等バージョンのNAS向けWindowsサーバーOSが動作するファイル・サーバー上のデータをバックアップするソフト。データはテープではなく,ハードディスクに記録する。また,エンドユーザーの操作でバックアップからデータを復元できる。

 マイクロソフトでDPMを担当するサーバープラットフォームビジネス本部の井口倫子エグゼクティブプロダクトマネージャ(写真下)は「一言でいうと,データを救済するソフト」とDPMの特徴を説明する。同ソフトは,エンドユーザーがバックアップしたデータを復元するとき,エクスプローラやOffice 2003上から直接操作できる「エンドユーザー回復機能」を備え,システム管理者の手を煩わせることがない。さらにテープへのバックアップに比べて,バックアップ時間が短い,運用コストを抑えられる——などのメリットをあげた。ただ,「テープへのバックアップは中長期的なアーカイブが目的。ハードディスクへのものは,ファイルのリカバリがメインで短期的」と2方式が併存することを示した。