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 ミラクル・リナックスは11月7日,Linuxディストリビューションの新版「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」を出荷する。また,中堅企業やSOHO向けに,1CPU,1コアに限定した「MIRACLE LINUX One V4.0 - Asianux Inside」を3万7800円で12月12日に出荷する。

 MIRACLE LINUX V4.0は,ミラクル・リナックスと中国Red Flag Software,韓国Haansoftが共同開発したLinuxディストリビューション「Asianux 2.0」をベースにしている。Asianux 2.0では,Linuxカーネル2.6に対応した。またメモリー・エラーを検出するためのOpenIPMI Software ECCや,イベント・ログの強化など「Linux普及団体OSDL(Open Source Development Labs)が策定した通信事業者向け要求仕様CGL(Carrier Grade Linux)2.0.2のプライオリティ1の機能をほぼ実装した」(ミラクル・リナックス)という。Asianux 2.0は,Asianuxの公式サイトからダウンロードできる。

 MIRACLE LINUX V4.0は6万3000円。3万7800円のMIRACLE LINUX One V4.0は中堅企業やSOHOを対象に販売する。また,今回新しく,OSとサポート・サービスをセットにして割安にした「バリューパック」を発売した。2006年3月まで15万7500円で販売する。