NTTレゾナントは2005年10月4日,ポータルサイト「goo」(http://www.goo.ne.jp)で日本語の自然文による検索機能の提供を開始した。例えば「日経バイトの編集長は誰?」といった質問で検索が行える。適切な検索キーワードが思い付かない場合に有効だ。
 
 この機能はgooのトップページから直接利用できない。一度クッションを置く必要がある。具体的には検索バーに文章の質問を入れると,次の画面で『「日経バイトの編集長は誰?」の意味を解釈して検索する』といった選択肢が現れるので,これを使って検索する。
 
 このシステムではまず,質問文から単語を抜き出し,米Google社のエンジンを使って検索を行う。この結果から要約文を抜き出し,質問の答えが含まれている可能性が高いページから順番に並べる。

 質問とページの内容の近さは,質問文に含まれる「誰」「どこ」「いつ」といった疑問詞などを手がかりに解析する。人名,地名,組織名,固有物名,日付,時間,金額,割合のいずれかを問う質問文に対応している。人名を問われているのであれば,人名が含まれているページを上位に表示するわけだ。この解析は,Googleのエンジンが返した要約文を形態素解析して単語単位に分割し,その概念を調べることで実施する。概念の特定はあらかじめ用意した品詞の並びのパターンを利用している。例えば「さん」という接尾語の前にある名詞は人名と判断する,といったパターンである。