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 シマンテックは10月7日,ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」(PSP)を狙う初のトロイの木馬「Trojan PSPBrick」が見つかったと発表した。発見されたのは米国時間の6日。米シマンテックでウイルスに関する情報収集を行う「ウイルスハンター」が発見した。

 Trojan PSPBrickは,SCEが認可していないゲームをPSP上で実行できるようにする「ハックツール」になりすます。こうしたハックツールはインターネット上で配布されており,誤ってTrojan PSPBrickをPSPにダウンロードしてインストールすると,PSPのシステム・ファイルを削除して操作できなくなってしまう。

 シマンテックは発見されたウイルスやワーム,トロイの木馬などに危険度を付けており,Trojan PSPBrickは5段階のうちの「1」(危険度は最低ランク)。シマンテックによると,実際にPSPに感染してしまったケースはまだないという。

(山崎 洋一=日経コミュニケーション