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 流体制御機器製造大手の巴バルブは,東京支店に無線IP電話機50台とアイティフォーが提供するモバイル/IPセントレックス・サービス「MoIPサービス」を導入し,10月から利用を開始した。同サービスの利用により,運用コストを3分の1,外線通話料を30%削減できるとしている。

 無線IP電話機はネットツーコム製。各機には内線番号と「050-XXXX-XXXX」といった050番号を割り当てる。これにより,内線番号による相互通話と050番号を使った外線発着信が可能になる。東京支店に設置した無線LANアクセス・ポイントは6台。

 巴バルブが導入したMoIPサービスの特徴は,インターネットを経由しても利用できること。アイティフォーが運営するSIP(session initiation protocol)サーバーにはインターネット経由でも接続できるため,インターネット経由の内線・外線電話が可能になる。

 またユーザーは,FREESPOT協議会の公衆無線LANサービス「FREESPOT」など,特定のSSID(service set identifier)やWEP(wired equivalent privacy)キーが設定されていない無線LAN環境があれば,どこにいてもIP電話の発着信ができる。

 MoIPサービスの外線電話は,フュージョン・コミュニケーションズのIPセントレックス・サービスを利用する。

 巴バルブは,今後も同社の国内・海外拠点で無線IP電話の利用を広げていくとしている。

(武部 健一=日経コミュニケーション