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Dynamic Hardware Partitioningの概念図(出典:米Microsoft)
Dynamic Hardware Partitioningの概念図(出典:米Microsoft)
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 NECは2005年10月13日,次期Windows Serverである「Windows Server Longhorn」(開発コード名)に搭載される「Dynamic Hardware Partitioning機能」の実証試験に成功したと発表した。

 Dynamic Hardware Partitioningは,1台の物理サーバー上のプロセッサ群やメモリーを複数の「ハードウエア・パーティション」(物理サーバーと同等の機能を持つ)に分割し,各ハードウエア・パーティション上で個別のインスタンス(実体)のサーバーOSを稼働させる技術である。各パーティションに割り当てるプロセッサ数やメモリー容量は,動的に変更可能である。NECはItanium 2プロセッサを最大32個搭載できる「NX7700i/3080H-32」とWindows Server Longhornの早期評価版という組み合わせにおいて,各パーティションの構成の動的変更に成功した。

 米Microsoftが2005年4月の「WinHEC 2005」で実施したDynamic Hardware Partitioningの説明によれば,Dynamic Hardware Partitioningを使用するためには,サーバー・ハードウエアがこの機能に対応している必要があるという。各パーティションを「サービス・プロセッサ」という特別なプロセッサが調停するためだ(図)。また,Dynamic Hardware Partitioningが利用できるのは,Itaniumまたはx64仕様の64ビット・プロセッサを搭載するサーバー(並びにItanium/x64用のWindows Server Longhorn)だけであるという。

 NECによれば,NX7700i/3080H-32はプロセッサやメモリーなど各モジュールがホット・スワップ/ホット・プラグに対応しており,サーバーを稼働させたままでプロセッサやメモリーを追加することも,Windows Server Longhornで可能になるという。