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 ワークスアプリケーションズのSCM(サプライチェーン管理)ソフト群の第1弾は、組み立て加工業向けの生産管理ソフトとなることが判明した。2007年にも出荷する。組み立て加工業向けのソフトの開発後、オーダー管理や原価管理、購買管理のソフトをSCMソフト群に追加する見込み。SCMソフト群も同社の売りであるノンカスタマイズ型とする。同社は、昨年SCM分野のソフトの開発に進出することを宣言し、国内のSCMソフトを販売する企業の買収を表明していた。しかし、具体的にどのようなソフトを開発するかは明らかにしていなかった。

 ワークスアプリケーションズは今年6月、生産・販売管理ソフト「WEB DYNA-PRO」を開発・販売するダイナシステムを買収。今後も数社、SCM関連のソフト会社を買収する意向を明らかにしている。しかし、同社のSCMソフト群は、WEB DYNA-PROをはじめ、買収した企業のソフトをベースにSCMソフト群を開発するのではなく、まったく新規に開発する。企業買収のほかにヘッドハンティングなどを通じて、常時100人程度の技術者をSCMソフトの開発に投入する。