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 ソフトバンクは10月14日,子会社のソフトバンクBBの事業を再編すると発表した。

 12月1日に,ソフトバンクBBの社名を「BBテクノロジー」に変更。中核のADSL(asymmetric digital subscriber line)事業だけをBBテクノロジーに残し,それ以外の事業を新たに設立する「ソフトバンクBB」に移管する。BBテクノロジーは,2003年1月にソフトバンクBBが発足するまでADSL事業を提供していた子会社の名前。いったんは消滅した会社名を復活させた形だ。

 “新生”ソフトバンクBBにはソフトバンクが100%出資し,FTTH(fiber to the home)やコンテンツ・サービス,流通などADSL以外の事業を担当する。資本金は300億円。

 再編の狙いについてソフトバンクは,「ADSL事業を長期安定的に継続するため,独立した会社が運営し,ソフトバンクBB本体が新規事業の迅速な展開を図るため」(広報室)と説明する。

 現在のソフトバンクBBのモデム・レンタル事業も切り離す。11月1日に「BBモデムレンタル有限会社」を設立し,モデム・レンタル事業を移管。ソフトバンクBBは,BBモデムレンタルとの間で業務委託契約を結ぶ。BBモデムレンタルは,12月にジェミニBBと呼ぶ有限会社に450億円で売却する予定。「ジェミニBBはモデム・レンタル事業を引き継ぐために,ソフトバンクキャピタルによって設立された特別目的会社」(広報室)。資産売却により財務体質の改善を狙う。