PR
V702NKで実行したArrowfoneのデモ画面
V702NKで実行したArrowfoneのデモ画面
[画像のクリックで拡大表示]

 ナムザック・ジャパンは10月19日,日本システムウエア(NSW)とパートナを組み,12月に法人向けの「携帯電話を使うIP電話サービス」を始めると発表した。携帯電話端末にIP電話のアプリケーション「Arrowfone」をダウンロード。このアプリを使い音声通話サービスを提供する。料金は,月額5000円程度までの段階的な定額制の導入を予定しているとする。

 ArrowfoneのアプリはC++言語で記述され,プログラム・サイズが170Kバイト程度と軽量。19日に開催した発表会では,ボーダフォンの「V702NK」に同アプリを搭載しての通話デモを披露(写真)。今後このアプリを使い,画面共有や映像チャットなどもできるようにする計画だ。

 ナムザックとNSWは,このアプリを使うIP電話サービスをMVNO(仮想移動通信事業者)として提供したい意向。現在ボーダフォンとの間で,データ通信を定額にする形でMVNO契約を結ぶべく話を進めているという。なおボーダフォン広報はこの件に関し,「MVNOに関する話は色々ともらっているが,交渉先企業名に関してはコメントできない」と話している。

 またArrowfoneアプリが一般のIP電話,固定電話,携帯電話と発着信できるようにするため,両社はフュージョン・コミュニケーションズとも協議中。こちらはフュージョンも認めており,実現すればフュージョンが発表しているSkypeの転送サービスのようなサービス形態になると見られる。

(山崎 洋一=日経コミュニケーション