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 大量データのソート/ジョイン/マージなど、データの高速処理ツール「SyncSort」を提供する米シンクソートが、後継製品となる「DMExpress」を日本市場に投入した。国内の販売元であるアシストは2006年、20社5億円の販売を目指している。このほど来日した米シンクソートのインターナショナルリセラー担当マネージャー、ジョスリン・カーペンター氏に、新製品の狙いや販売戦略などを聞いた。

◆企業は膨大なデータをためこんでいるが、データを持っているだけでは意味がない。それを加工し、データウエアハウスやCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)などて利用できる形にすることで、企業の経営戦略に活かせるデータになる。

◆DMExpressがターゲットとするのは、膨大なデータを持ち、(1)アプリケーションの処理時間の長さに問題を感じている企業、(2)3年~4年前に開発したアプリケーションで、開発当時からデータ量が増えてしまい許容できなくなった企業、(3)新たなアプリケーション開発や保守で、既存システムのデータを移行したい企業だ。主要な顧客企業には、テレコム、保険、金融、製薬などがある。

◆新製品のDMExpressは、これまでのSyncSortのターゲットユーザーから、大きく顧客層を広げた。SyncSortが持つデータ加工の機能に加え、データベースに直接アクセスして入ロード/アンロードする機能を追加し、メタデータも管理できるようになった。ETL(抽出・変換・移行)のカテゴリーの製品となったわけだが、競合製品に対する最大の強みは、高速なデータ処理エンジンにある。従来、他のETL製品と組み合わせて、データ処理のエンジン部分に当社のSyncSortを使うケースが多かった。今後はDMExpressだけで済むユーザーも多いはずだ。

◆企業間でアプリケーションを連携するニーズも高まっている。米国では、金融やテレコムの買収合戦が起こっているが、合併時にには顧客情報を統合しなければならない。そのような要求に対しても、DMExpressを使ってデータ変換し、データを統合できる。DMExpressは来年、XML(拡張マークアップ言語)による入出力にも対応する計画で、Webサービスを使ったアプリケーション連携のニーズにも応えられるようになる。

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◆米国では、DMExpressの発売以降3カ月間で、30社、300ライセンス以上のユーザーを獲得した。アジア・パシフィックでは、年内に10社の受注を目指している。