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 米PowerHouse Technologies Group社は2005年10月20日,パソコンのデスクトップや電子メールのデータ,Webブラウザのお気に入りなどをUSBメモリーに保存し,他のパソコンで再現するためのソフトウェア「Migo」の日本語版を発表した。価格は6090円。販売はメディアマートが担当する。Webサイトからダウンロードする形式とパッケージでの販売を予定しており,ダウンロード版は11月初旬から,パッケージ版は2005年内に出荷を始める。

 Migoには,パソコンとUSBメモリーの間でデータを転送する「同期モード」と,USBメモリーに保存したパソコン環境を他のパソコンで再現する「ログインモード」がある。最初にMigoを起動すると,デフォルトで同期モードとなる。その後,持ち運びたいファイルやフォルダをUSBメモリーの容量に収まる分だけ指定してから「同期」ボタンを押す。ファイル単位だけでなく,ファイルの作成日(数日間以内という単位で指定)や,ドライブ/フォルダ単位で持ち運ぶ対象を指定できる。

 他のパソコンでデスクトップ環境を再現する場合は,USBメモリーを接続してMigoを起動し「ログインモード」を選択する。作業後に再び元のパソコンにUSBメモリーを差すと,自動的に別のパソコンで作業したファイルの差分のみを更新する。保存できるコンピュータ環境は四つまで。

 MigoはUSBメモリー内に保存したデータのショートカットを他のパソコン上に表示し,データ自体はUSBメモリー内に残す。このため,別のパソコンで作業しても,その更新内容がパソコンに残らない。ちなみに,環境が切り替わったように見えるのは,作業中のパソコン(USBメモリーを挿した他のパソコン)のアイコンが自動的に隠しファイルになり,表示設定が隠しファイルを非表示にする設定へ変わるため。

 また,ショートカットのリンク先にファイルがなかったり,WordやExcelなどショートカットのアプリケーションがパソコンにインストールされていない場合は,ファイルを起動できない。同社では,今後WordやExcelファイルなどを開けるように,Microsoft Officeと互換性があるオープンソースのOpenOfficeを入れることを検討するという。

 同期できるメールソフトはMicrosoft Outlook 2000/2002/2003。Microsoft Exchangeにも対応する。WebブラウザはInternet Explorer 5.0以降のお気に入り,履歴,cookieに対応する。対応OSはWindows 2000/XP。今後,ブラウザはMozilaやFirefox,メールソフトはThunderbird,グループウェアはLotus Notes/Domino,サイボウズへの対応を検討している。USBメモリーは16Mバイト以上の空き容量が必要で,推奨は256Mバイト。