KDDIは10月21日、2005年度上期(2005年4月~9月)の中間決算を発表した。連結では売上高こそ前年同期比0.2%減の1兆4688億円にとどまったものの、営業利益は同2.6%増の1667億円と好調だった。

 けん引役はやはりau事業。売上高は全体の4分の3を占める1兆1178億円(前年同期比10.4%増)、営業利益は1852億円(前年同期比29.0%増)で、増収増益となった。契約者数が安定して純増を続ける一方で、解約率は今年度第2四半期で1.21%(前年同期比0.28ポイント減)と過去最低。小野寺 正社長は、「正直、低すぎる」とした。小野寺社長はその理由を、個人的な見解としながら「来年の番号ポータビリティをにらんで、顧客の買い控えが始まっている」と説明。「今後まだ下がるだろう」との見通しを示した。

 一方、固定通信事業は減収減益。295億円の赤字となった。原因は直収電話サービス「メタルプラス」の拡販。販売エリア拡大の遅れなどの影響で契約数が伸び悩んだことも影響した。