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SAP Labs LLC マーケット・ディベロップメント・エンジニアリング副社長のKaj van de Loo氏
SAP Labs LLC マーケット・ディベロップメント・エンジニアリング副社長のKaj van de Loo氏
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 「製品の機能強化のために安易な企業買収に走ることはない。我々は顧客が求めるビジネス・プロセスをすでに持っている。ビジネス・プロセスの処理基盤であるNetWeaverを核に、パートナを開拓することで派生ビジネス(エコ・システム)を育てていく」---。NetWeaverのアーキテクトでSAP Labs LLCのマーケット・ディベロップメント・エンジニアリング副社長のKaj van de Loo氏は10月24日、独SAPのパートナ戦術の姿を繰り返して強調した。

 独SAPは業種ごとに必要な業務システムの機能をパッケージ化したソフトを出荷してきた歴史を持つベンダー。ここへきてSOA(サービス指向アーキテクチャ)を実現するための基盤ソフト群「NetWeaver」を同社のビジネスの中心に据えた。NetWeaverにビジネス・プロセスを含ませることによって、アプリケーション統合基盤として他社のSOA関連基盤ソフトとの差異化を図る。

 NetWeaverの価値を高めるための独SAPの方策は、他社を巻き込んだNetWeaver派生ビジネス全体を育成して拡大していくことである。「単一のベンダーが技術革新のすべてをまかなうのは難しい。人を増やせば解決するわけではない。クリエイティビティは複数の会社に別個に存在しているからだ」(Kaj van de Loo氏)。

 なお、国内では、8月1日付で社長に就任したRobert Enslin氏が、2006年までに国内のパートナ経由のビジネス規模を3倍に拡大する表明をしている。