PR

 イー・アクセスは10月28日,東京電力傘下のIP電話事業者フュージョン・コミュニケーションズを買収するとの一部報道に関して「東電と交渉をしていたのは事実だが,現在は打ち切っている」と表明した。

 これに対して東電は,「複数の選択肢を並行して検討しているところ。実際に交渉しているのか,どこと交渉しているかなども含めてコメントできない」(広報部)とした。イー・アクセス以外にも複数の事業者に売却を打診しているものと見られる。

 フュージョンは,パワードコムが54.27%の株式を握るパワードコムの子会社。しかし東京電力は傘下のパワードコムをKDDIに売却することでKDDIと合意済みで,IP電話事業はKDDIがすでに取り組んでいる。このため東電は,フュージョンを他の事業者に売却することを検討している。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション