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 北陸銀行は11月2日,同銀行をかたる悪質なCD-ROMが確認されたとして注意を呼びかけた(PDFファイル)。同銀行名で郵送されてきたCD-ROMをインストールすると,同銀行のインターネット・サービスを使ってユーザーの口座から勝手に送金してしまう。実際に送金した例が1件確認されているが,送金先の銀行の協力により,全額返却されているという。

 今回被害に遭いそうになったのは,同銀行の法人向けインターネットEBサービス<ほくぎんB-ダイレクト>のユーザー。千葉銀行をかたる同様の事件も発生しているが(関連記事),今回の事件では,悪質なCD-ROMを送信後,銀行員をかたる偽電話でユーザーに振込をするよう誘導している。偽の銀行員に従ってユーザーが少額の振込をおこなうと,それとは異なる振込処理が知らない間におこなわれていたという。

 振込処理自体は実際におこなわれたが,その後,振込先の銀行の協力により,振込金額が全額返却されたために実害は発生していない。11月2日時点で,悪質なCD-ROMが送られてきたとするユーザーはこの1件だけ。

 北陸銀行では,「同銀行ではCD-ROMでソフトウエアを送付するようなことは一切おこなっていないこと」「同銀行名でCD-ROMが送られてきても,絶対にパソコンに挿入しないこと」を呼びかけている。

◎参考資料
銀行を偽装して郵送されるCD-ROMにご注意ください(PDFファイル)