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 CSKシステムズは11月7日、ブレードPCを利用したアウトソーシング・サービスを開始すると発表。同社が提供するアウトソーシング・サービス「USiZE」に、日本ヒューレット・パッカード製ブレードPCを利用するメニューを追加した。

 CSKシステムズのデータセンターに設置したブレードPCに対して、顧客のオフィスに設置したディスクレスのシンクライアント端末から遠隔アクセスして利用する。ブレードPC本体やシンクライアント端末、ストレージ、ネットワークなどをCSKシステムズが資産として保持。顧客は設置したシンクライアント端末の台数に応じて料金を支払う。料金は3年契約を前提とした場合、1万2000円/月から。

 ブレードPCを利用すると、アクセス用のシンクライアント端末にハードディスクがないためオフィスから端末が盗まれても情報が漏洩しない。また、データセンターで集中的に複数のブレードPCを運用管理できるため、作業負荷が軽減できるといったメリットもある。

 従来ブレードPCには、導入にあたっての初期コストが、通常のパソコンにくらべて高くなるという問題があった。出荷量がまだ少ないブレードPCそのものの単価が高いのに加えて、シンクライアント端末を購入する必要がある。また、オフィスの各パソコンの導入時期は通常バラバラだが、ブレードPCに切り替える際は一斉に切り替える必要があるため、資産として未償却のパソコンをどう処分するかも問題だ。

 アウトソーシングを利用すれば、顧客企業は徐々に利用台数を拡大することができるようになる。「端末ごとの課金という料金体系をとっているため、段階的にブレードPCへと切り替えていくことが可能だ」(CSKシステムズ ITO開発本部ITOソリューション部の渡辺篤史部長)。USiZEは、CPUの利用率や従量課金といった課金体系も準備しており、「ニーズや業務特性などを考慮して、顧客のビジネスの成長に応じた課金やCPUの利用率をもとにした課金体系の適用を考慮していく」(広報)という。

 なお、今回の発表に合わせて、CSKシステムズは日本HPとの協業関係を強化。サーバーやストレージ群もUSiZEで提供することを発表した。これまではサン・マイクロシステムズ製品しか利用できなかった。「UNIXに加えて、WindowsやLinuxを利用できるようになったことで、利用していただくシステムの選択肢が大きく広がった」(渡辺部長)。