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写真 ソフィアシステムズとソフィア総合研究所が公開した「SandgateVP」
写真 ソフィアシステムズとソフィア総合研究所が公開した「SandgateVP」
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 ソフィアシステムズと子会社のソフィア総合研究所は11月7日,無線LANとPHSが使えるハイブリッド移動電話機のコンセプト・モデル「SandgateVP」(SGVP)を発表した(写真)。ハイブリッド端末の開発を目指す端末メーカーなどに売り込む。米マイクロソフトのモバイル向けOSであるWindows CE5.0を搭載した「SGVP-CE」と同Windows Mobile5.0を搭載した「SGVP-WM」の2機種を用意した。

 SGVPはCPUに米インテルの「PXA270」を採用し,2.2インチのQVGA(320×240ドット)画面を持つ。無線LANの通信規格IEEE 802.11b/gに対応し,CFカード・スロットも搭載。PHSカードを装着することで無線LANとPHSのハイブリッド携帯として利用できる。将来は,次世代の高速無線通信規格であるWiMAXに対応させる計画もあるという。

 SGVPは単なる評価用機器ではなく,端末仕様をSGVPを利用するユーザー企業の考えに合わせてカスタマイズできる。エンド・ユーザーには,端末メーカーがSGVPをベースとした端末を開発するなどして提供する。ソフィアシステムズでは端末メーカーがユーザーに製品を提供する時期を「2006年第2四半期がメド」と見ている。

 今回発表した2製品のうち,SGVP-WMが搭載するWindows Mobile5.0はSkypeがサポートを表明済み。7日午後に開催された「Skype Day in Japan」の講演に立ったソフィア総合研究所の村田篤紀代表取締役所長は「SGVP-WMはSkypeをパソコンがないところでも使いたいとのニーズを満たせる」とアピールした。同機はメールやWebブラウザのほか,Office文書を閲覧し一部を編集できるビューアなどを備えている。村田所長は「この端末からパソコン用のWebサイトを見られる。Webページの電話番号表示の横にSkypeを使って発信できるボタンを配置しておけば,エンド・ユーザーはそれをクリックすりることで無料で通話できる。他のECサイトなどとの差別化を図れるようになるだろう」と活用法の一端を披露した。