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 サン・マイクロシステムズは2005年11月9日,エンタープライズ向けJavaアプリケーション開発ツール「Sun Java Studio Enterprise 8」を発表し,このソフトの無償提供を開始した。同時に,JSF(JavaServer Faces)を利用してサーバー・アプリケーションのクライアント・インタフェースを簡単に構築できるツール「Sun Java Studio Creator」の無償提供も開始した。従来は,Sun Java Studio Enterprise 7やSun Java Studio Creatorは有償で提供していた。

 Sun Java Studio Enterprise 8は,オープンソースのJavaアプリケーション開発ツール「NetBeans 4.1」をベースに機能を追加したもの。UMLのモデリング機能,負荷テストやプロファイリングなどの機能を備える。また,サンのアプリケーション・サーバーの開発ライセンスが付属する。BEA WebLogic Server 9.0,JBoss Application Server 4.0,IBM WebSphere6.0の各アプリケーション・サーバーにも対応する。

 無償化の背景には,Javaアプリケーション開発ツールのデファクト・スタンダードとしての地位を築いたEclipseの存在がある。無償提供によりコミュニティを急速に拡大し,Eclipseに対抗するのが狙いだ。収益は,トレーニングやサポートにより確保するという。