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写真 中間決算の発表会見で認定証を掲げる孫正義社長
写真 中間決算の発表会見で認定証を掲げる孫正義社長
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 ソフトバンクは11月10日,2005年度の中間連結決算(2005年4月1日から9月30日)を発表した。2005年度9月中間期の売上げ高は,今期から日本テレコムの固定通信事業を加えため,対前年度同期比72.1%増の5227億8700万円となった。半期の営業利益は4年半ぶりに44億円の黒字に転換した。ブロードバンド事業で利益が出せる体制となり,「黒字トレンドは確立した」(孫正義社長)としている。経常利益は134億8300万円の赤字である。

 直近の2005年度第2四半期の売上げ高は2641億円。上昇傾向にあるため,「年間1兆円の売り上げを実現できそう」(孫社長)と強気の見方を示した。売り上げの内訳は,ブロードバンド事業が堅調に推移。営業利益もブロードバンド事業だけで,第2四半期は75億円の黒字を達成している。

 孫社長は決算発表の冒頭,1.7GHz帯での携帯電話の免許交付を受けたことを,総務省から受け取った認定証を掲げて報告した(写真)。「3代前の総務大臣の時代からいただきたいと思っていた,念願の携帯参入がこれで実現します」と控えめにうれしさを表現。すっかり“大人”のソフトバンクが定着した印象だ。

 携帯電話市場への参入方法については「企業秘密の部分もある」とし,具体的な説明は避けたものの,無線LANやWiMAXなどと携帯電話のハンドオフなどの実験を進めていることを表明。WiMAXについても,今後周波数帯が開放されれば,免許を申請する意志があるとコメントした。