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 NECは11月11日、運用管理ソフト群の新バージョン「WebSAM Ver.6シリーズ」の販売を開始した。今回、バージョンアップしたのは、大規模システム向けの運用管理ソフト「WebSAM MCOperations」や中堅・中小企業向けの運用管理ソフト「System Navigator」など7製品である。来年2月から順次出荷する。

 新製品はアーキテクチャを一新し、これまでバラバラに保存していたハードやソフト、ネットワークなどの運用管理情報を1つのデータベースで一元管理できるようにした。池田治巳ミドルウェア事業部長は、「収集された管理データを多面的に分析することで、トラブルを未然に防ぐことができるようになる」と語る。

 また、システム保守・運用業務のフレームワークである「ITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ」に準拠した仕様でハード/ソフトの情報を管理するため、ITILに基づいた運用を考えている企業に有効だ。また、使い勝手の向上を図るため、エージェントソフトやインストーラ、管理者用のGUIなどの機能も統合した。

 新版では、中堅・中小企業市場への進出も狙っている。旧版は売り上げの9割以上が大企業向けで、直販中心だった。池田事業部長は、「新製品では大企業向けビジネスと中堅・中小企業向けの比率を7対3にしたい。パートナーにWebSAMを扱ってもらえるよう、販売面でも連携を強めていきたい」と語る。

 そのため、パートナーやユーザー企業が扱いやすい製品を目指し、中堅・中小企業向けにSystem Navigatorやジョブ管理ソフトの「JobCenter」、IT資産管理ソフト「AssetSuite」を刷新した。製品の選別と統合を進め、必要な機能を分かりやすく整理したのである。「WebSAMは数十種類あり、どのソフトを使えばユーザー企業の問題を解決できるのか、ソフトの選択だけでも難しかった」(池田事業部長)という。

 導入の簡単さや使い勝手の向上にもこだわった。「新製品では、最初からテンプレートが設定されており、インストールすればすぐに使える。これまでは、導入する際にシステムインテグレーションやカスタマイズに手間がかかっていた」(ミドルウェア事業部の上坂利文WebSAM統合管理グループエンジニアリングマネージャ)という。

 価格は、MCOperaitonsが230万円から、System Navigatorが86万2800円から、サーバー管理ソフト「SystemManager」が138万円から、NetvisorProが70万円から、ストレージ管理ソフト「iStorageManager」が30万円から、JobCenterは20万円から、AssetSuiteが10万円から。どの製品を購入したても、最初に統合データベースが付属する。NECは今後3年間に2万システムに導入するという目標を掲げる。

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