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<b>Parasoft日本法人の野田勝彦社長</b>
<b>Parasoft日本法人の野田勝彦社長</b>
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 「新しいツールを導入するとすぐに開発生産性が上がると思っている人がいるが,それは間違い。ツールを入れた直後は生産性は下がる」。テスト・ツール・ベンダーである米Parasoftが新たに設立した日本法人の社長に2005年11月8日就任した野田勝彦氏はこう指摘する。

 生産性がいったん下がるのは,ツールの導入により新しい仕事が増えたり,ツールの使い方を覚えたりしなければならないからだ。「例えば単体テストは,今はたいてい個々の開発者に任せきりになっている。このため,きちんとテストを行っていない開発者も多い。こうした状況で全体にテスト・ツールを導入すると,生産性が下がってしまう」と野田氏は語る。加えて,きちんとした方法論がなければ,こうした望ましくない状況が長引く可能性もある。「うまく使いこなせないなら,本来はそのような製品は購入すべきではない」(野田氏)ということになりかねない。

 そこでParasoft日本法人は,適切な方法論を顧客に提供することで,こうした状況を改善することを目指す。具体的には,「ツール導入直後の生産性の低下」と「生産性が回復するまでの時間」をなるべく小さくし,「最終的な生産性の向上」をなるべく大きくする。野田氏は,Parasoft日本法人社長に就任する前は,日本ラショナルソフトウェア/日本IBMで技術者の立場から顧客へのコンサルティングを行ってきた。Parasoft日本法人でこの経験を生かしたいという。

 なお,日本では以前からテクマトリックスがParasoft製品の販売を担当してきた。日本法人設立後もこの関係は変わらない。野田氏は当初の仕事として「米国で新しい製品のスキルを吸収し,テクマトリックスに移管していきたい」と語った。