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 EMCグループのソフト会社、日本ドキュメンタムは年内にも、ドキュメント管理ソフトの新製品を発表する。新薬の申請で利用する日米欧の統一規格「コモン・テクニカル・ドキュメント(CTD)」の電子版「eCTD」に準拠するのが特徴。出荷時期や価格は未定。

 新製品「EMC Documentum Submission Manager(DSM)」は、新薬の申請で作成する文書の管理に利用する。申請書を作成するためのテンプレートや申請段階に応じた文書の分類方法、格納するストレージをポリシー・ベースで管理できる機能などを搭載する。米EMCでアジア・パシフィック地域のドキュメンタム製品統括責任者を務めるディーン・マイゼンハイマー ECMソリューション・マーケティング・ディレクターは、「新薬の認可は、1日早ければ100万ドルの売り上げにつながる。製薬業界にとって、いかに確実に早く申請ドキュメントの管理ができるかが問題となっている」と新製品の重要性を語る。

 これまで申請書の管理はコンテンツ管理ソフトをカスタマイズして製薬業界に提供していたが、今回の製品化でより多くの企業での利用を見込む。すでにドキュメント管理ソフトを持つ競合ベンダーがeCTDに準拠した製品を出荷しているが、「米国の製薬企業50社以上と規制当局である米食品医薬品局(FDA)が、ドキュメンタムのコンテンツ管理ソフトを使っている実績がある」とマイゼンハイマー氏は強調する。