PR
写真 布製の電磁波シールド素材で作った袋に無線LAN/FOMAデュアル端末「N900iL」を入れた場合
写真 布製の電磁波シールド素材で作った袋に無線LAN/FOMAデュアル端末「N900iL」を入れた場合
[画像のクリックで拡大表示]

 協和エクシオは11月21日,オフィスへの電波の侵入や漏えいを防ぐ電磁波シールド・ソリューションを開始すると発表した。侵入した電波による電波干渉で無線LANの通信速度が低下するのを防げるほか,無線LANの電波を屋外に漏れないようにするためセキュリティ確保にもつながる。

 無線LANを利用する場合,周囲にほかの無線LAN機器や電子レンジなどがあると,電波が干渉して通信速度が低下することがある。特にVoIP(voice over IP)技術で音声を無線LAN上に通す場合は影響が大きい。リアルタイムでパケットを伝送するため,電波干渉が起きると受信側はその間のパケットを受け取れなくなるからだ。音声が途切れたり,最悪の場合は通話そのものが切れてしまう恐れがある。

 新ソリューションでは,アルミや鉄など電気を通しやすい金属を配合した壁紙,布,ビニール・シート,透明なガラス用フィルムなどの素材を利用。電波を反射または吸収して遮蔽して,窓や壁,天井,床からの電波の侵入・漏えいを防ぐ。これらの素材は,周波数が1MHz~10GHzの電波を,25~40デシベル減衰させられる(写真)。

 電波を遮断する手法で従来一般的だったのは,壁と壁紙の間に金属箔と石膏ボードを挟み込むもの。工事に手間がかかりコスト高になってしまうことがあった。新ソリューションでは,通常の内装工事とほぼ同様の工程で済むため,従来方式と比べた施工の総費用は新設物件で約2分の1,既設物件で約6分の1程度にできる。