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 米Microsoftが「Office 12」(開発コード名)の文書ファイル形式「Open XML」を国際標準としてオープンにするという賭けに出たが(該当サイト),現実には批評家たちの心をあまり揺さぶらなかったようだ。

 信頼の置けるLinuxコンサルタントのSam Hiser氏は自分のブログの中で,Open XMLを利用することにした開発者などが,Microsoftに訴えられないように,契約条項を1行ずつ解釈したときの結果について書いている(該当サイト)。

 その結論はちょっとショッキングだ。その契約は,Office 2003の中のXMLベースのフォーマットにしか適用されず,Office 12のものには適用されない(つまり,訴える可能性がある)。Office 12はリリースから丸1年が過ぎてから適用される。

 Microsoftの発表は,ライバルのOpenDocument形式が勢いを増しつつある市場を凍結させ,チャンスを少なくすることを狙った純粋な宣伝文句だ——と彼は言う。ご存知のようにMicrosoftは過去に似たようなことを何度もやっているので,私はあまり驚かないが,この件に関する同氏の投稿は一読の価値がある。