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 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2005年11月21日,自社のインターネット接続サービス「OCN」の会員を対象に,IPv6対応のインターネット接続サービスを12月に開始すると発表した。NTT Comとしては初の個人向けIPv6サービスとなる。料金を月額315円と抑えることで,「個人でも気軽に利用できるようにした」という。NTT Comはこのサービスで,今後3年以内に10万件のユーザーを獲得する目標だ。

 サービスを利用するには,パソコンにNTT Comが配布する専用接続ソフトをインストールしておく必要がある。このソフトを使ってパソコン(IPv4方式でインターネットに接続)からOCNのIPv6認証サーバーに接続すると,パソコンにIPv6アドレスが割り当てられる。この仕組みにより,出先のIPv4環境からでもIPv6による接続を可能にした。NTT Comでは,ユーザーが外出先のパソコンなどから自宅のパソコンやIPv6対応の情報家電などに接続し,遠隔操作する用途などを想定している。

 NTTグループはこのようなIPv6対応サービスを,中期経営戦略の中で次世代通信サービスの中核になるものと位置付けている。さらに,NTT Comにインターネット接続などの上位レイヤーサービスを集約していく方針をこのほど打ち出した。このため,個人向けのIPv6サービスの市場を開拓していくことは,NTT Comにとって今後数年の命題となるだろう(詳細は日経ニューメディア2005年11月28日号に掲載)。