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 総務省は11月29日,4.9G~5.0GHz(5GHz帯)の周波数を使用する無線アクセス・システムの無線局の登録申請を,12月1日から受け付けると発表した。対象地域は東名阪の三大都市圏。高出力無線局の設置が容易になるため,固定回線の代替となる無線ブロードバンドの実現が期待できる。

 この発表を受け,5GHz帯でWiMAX(IEEE 802.16-2004)を利用した無線インターネット・サービスを計画中のYOZANは,登録申請の意向を表明した。

 無線局の登録制とは,基地局を設置する前に各地方の総合通信局へ書類を提出するだけで,高出力無線局が設置できる制度。従来は高出力の基地局を設置する場合,事前に総務省の検査を受ける必要があり,1局を設置するのに数週間~数ヶ月を要した。登録制ではこれが数日程度で終了する。使用形態が同一ならば,複数の基地局をまとめて登録することも可能だ。

 なおこの制度を利用する5GHz帯では,複数の無線局で電波を共用できる混信防止技術の搭載が必須条件になる。設置手続きを簡略化したため,設置前に周波数や設置場所の調整を総務省が行わないためだ。