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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は11月29日、同社のItanium搭載サーバー「HP Integrity サーバ」を利用したサーバー統合事業を強化すると発表した。一つのプロセサ上で複数OSを稼働させる仮想化ソフトや、仮想化環境向け管理ソフトなど、仮想化技術を利用したサーバー統合を武器に、サン・マイクロシステムズ製など他社UNIXサーバーのリプレースを加速したい考えだ。

 リプレースのテコにするのが、仮想化関連製品。一つは、プロセサ当たり最大20のOSを動作可能にする「HP Integrity Virtual Machines(HPVM)」(31万5000円)。この12月の出荷時点ではHP-UX 11iのみをサポートするが、2006年末までにLinuxとWindowsも動作可能にする予定だ。

 来年1月には、HPVMを利用して構築した仮想環境を管理するソフトを出荷する。(1)仮想化されたシステムの負荷状況全般を把握し、システム環境の変更を事前にシミュレーションする「HP Integrity Essentials Capacity Advisor」(36万9600円)と、(2)HPのシステム全体の構成イメージをグラフィック画面で把握できる「HP Integrity Essentials Virtualization Manager」(21万円)、(3)数百台規模の仮想サーバーごとに、あらかじめ定めたルールに従ってリソースを再配置する「HP Integrity Essentials Global Workload Manager」(46万2000円)である。

 これら仮想化関連製品を使って、サン製のUNIXサーバーをリプレースするためのサービスも12月から投入する。「HP-UXプログラム開発・ポーティング支援Expressサービス」がそれで、顧客企業がSolaris上で運用しているアプリケーションをHP-UX向けに移植する作業を支援する。料金は、3カ月間に問い合わせを5件受け付ける場合で52万5000円。