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IP電話サーバー「CL2100」
IP電話サーバー「CL2100」
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 富士通は12月6日,IP電話を使った内線電話システムを短期間に導入できるサービス「オフィス・イノベーションモデル」の販売を開始した。IP電話サーバー「CLシリーズ」を中核にIP電話のシステム構築とネットワーク構築,導入後の保守運用をパッケージとして提供する。事前に動作検証済みの機器を組み合わせることで,納期の短縮と導入コストの3割減を可能にした。

 「ベーシックモデル」と「マイグレーションモデル」の基本構成モデル2種類と,12種類のオプション・モデルで構成する。このうちマイグレーションモデルは,同社のPBX/IP-PBX「IP Pathfinder」のユーザー向けモデル。当面は既存のIP PathfinderとCLシリーズを共存させつつ,最終的にはCLシリーズへの移行を予定する企業に提供する。端末台数が200台で構築した時の価格は,ベーシックモデルが800万円から,マイグレーションモデルが1000万円から。いずれも別途SI費用がかかる。

 オプション・モデルの12種類には,NTT東西地域会社の「フレッツ」を使ったインターネットVPN(仮想閉域網)を構築する「オフィス to オフィス」,FOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」を利用できるようにする「FOMA無線LANデュアル端末連携モデル」,社外アクセス時のセキュリティを強化する「リモートアクセス認証強化モデル」などがある。

 今回発表した新サービスは,富士通が2004年度から進めてきた事業再編の成果でもある。同社はこれまで,通信サービスの「Fenics」はSI事業本部,ネットワーク機器の提供や構築はネットワーク事業本部,内線電話システムは100%子会社だった旧富士通アイ・ネットワークシステムズ(2005年9月1日に富士通に統合済み)が個別に対応してきた。これらを10月1日付けでネットワークサービス事業本部に統合。企業ユーザーが,ネットワークの音声/データ統合やアプリケーション連携などを推し進めやすい体制へと再編成した。