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米バラクーダネットワークスのディーン・ドラコ社長
米バラクーダネットワークスのディーン・ドラコ社長
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 バラクーダネットワークスジャパンは12月6日,社内LANとインターネットとの間に設置するゲートウエイ型のスパイウエア対策アプライアンス「バラクーダ・スパイウェアファイアウォール」を発表した。操作画面やスパイウエア対策用のルールなどを日本語に対応させ,2月1日に出荷する予定。この製品は,ライセンス上は同時使用ユーザー数が無関係だが,処理能力により5モデルがある。価格は最下位モデル「Model 210」(同時アクセス数150が目安)で92万4000円程度になる見込み。

 国内では,スパイウエアが個人情報を盗み出すことのみが問題視されている。だが米国ではそれに加え,「スパイウエアがユーザーのPCの動作速度を低下させ,生産性を落とすことも問題視。さらにPCが遅くなった社員はIT管理者に問い合わせるため,さらに生産性が落ちる」(ディーン・ドラコ社長=写真)。また頻繁にインターネット・アクセスを試みるスパイウエアもあり,帯域を圧迫するケースもあるという。

 スパイウエア対策用として,既に多くのパソコン用ソフトが発売中。だがバラクーダは,「スパイウエアがパソコンに侵入してしまうと削除しにくいことがある」(ドラコ社長)ため,ゲートウエイによる対策も必要と主張。スパイウエアの中には,削除が難しくOSの再インストールが必要となるものまであると解説する。

 スパイウェアファイアウォールは,「スパイウエアの侵入」と「侵入したスパイウエアによる個人情報の送信」の両方を阻止する。その実現に,(1)スパイウエア配布サイトへのアクセスを防ぐURLフィルタリング,(2)スパイウエアやウイルスのPCへのダウンロードを阻止,(3)スパイウエアがインターネットにアクセスすることを阻止,(4)スパイウエア感染PCを管理者に通知--の4機能を使う。また2006年第1四半期には,PCにスパイウエア除去ツールを配布する機能も搭載する予定だ。

 この製品は,顧客からの「ゲートウエイでスパイウエア対策もできないか」との問い合わせに応えて発売を決めた。