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ノーテルネットワークス ワイヤレスメッシュ プロダクトマネージャー プロダクトマーケティング キャリアパケットネットワークスの小林智典氏
ノーテルネットワークス ワイヤレスメッシュ プロダクトマネージャー プロダクトマーケティング キャリアパケットネットワークスの小林智典氏
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Wireless Access Point 7220
Wireless Access Point 7220
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 ノーテルネットワークスは2005年12月7日,物理層に5GHz帯の無線を利用したIPルーター「Wireless Access Point 7220/7215」など広域無線LAN製品群「ワイヤレスメッシュネットワーク」の販売を開始した。無線LANのアクセス・ポイント同士を無線でつなぎ,無線LANアクセス環境を面展開する。工場や公共地帯などにおいてネットワーク配線・維持コストを削減できる。開発会社は加Nortel Networks。

 ワイヤレスメッシュネットワークは,無線を使ったルーティング・ネットワーク(LAN間接続)を実現する装置群である。工場や倉庫など電源供給はあるがネットワークが敷設されていない場面において効果がある。「有線ネットワークを敷設・維持するコストを削減できる。カナダのRoyal Ottawa病院では有線を敷設する場合と比べて1億円のコスト削減になった」(ノーテルネットワークスで無線メッシュ型ネットワークの製品マネージャを務める小林智典氏)。

 ワイヤレスメッシュネットワークの中核となるWireless Access Pointは,2.4GHz帯のIEEE 802.11b/gを用いてクライアント端末を収容する無線LANアクセス・ポイント機能と,物理層に5GHz帯のIEEE 802.11a/jを用いてLAN同士のIPルーティングをするルーター機能を兼ね備えた装置である。屋外設置用の7220と,屋内設置用の7215を用意した。

 1台のWireless Access Pointは,基本6個,最大で7個のLANインタフェースを持つ。LANインタフェースを経由してWireless Access Point同士を接続,複数のWireless Access Pointがメッシュ状のIPルーティング網を構成する。ルーティング・テーブルの配送プロトコルはOSPF(Open Shortest Path First)。Wireless Access Point同士は,距離が近く互いに無線でリンクが確立する者と自動的にLAN間接続する。

 運用時には,Wireless Access Pointに加えて,既存の有線IPネットワークとWireless Access Pointの橋渡しをする専用ルーター「Wireless Gateway 7250」が必要。参考価格は,屋外用のWireless Access Point 7220を3台,Wireless Gateway 7250を1台の構成で294万7000円から。オプションで用意するネットワーク運用管理ソフト「Enterprise Network Management System」は85万円から。

 屋外用のWireless Access Point 7220の主な仕様は以下の通り。外形寸法は直径200mm×高さ265mm。重さは2.4kg。電源電圧は100~240ボルトAC。電源周波数は45~65Hz。消費電力は8W(最大14W)。動作温度は摂氏-40度~50度。オプションでマウント用金具などを用意した。