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 米Microsoftは,次期グループウエア「Exchange 12」(開発コード名)のベータ1を約1400人のテスターに配布した。Microsoftによると,Exchange 12は2006年中頃までに多くのユーザーを対象にしたベータ2が公開され,2006年末から2007年の初めにかけて正式出荷となる。

 MicrosoftでExchange製品を担当するMegan Kiddシニア・プロダクト・マネージャは,「Exchange 12では,3つのエリアに集中する。1つ目に,Exchangeの管理性を高めて,システムを管理するコストおよび複雑さを縮小していく。2つ目に,エンドユーザーが受信ボックスへ容易にアクセスできるようにする。3つ目は,セキュリティ対策と法令順守のための機能を増やすことである」。

 さらにKidd氏は,「ベータ1には,新機能が完全に搭載されているわけではない。最終的な製品の正式名称は,すぐに発表される。注目していただきたい」と述べた。

 MicrosoftでExchangeの責任者を務めるDavid Thompson副社長は以前,「人と会ったり電話したりするのと同様に,電子メールは企業にとって重要なツールに発展した」と語っていた。この結果,Exchange 12は様々な新機能を提供することになる。例えば,ボイス・メールやファクシミリを統合管理するユニファイド・メッセージングや,モバイル端末とのさらに進んだ統合である。

 Exchange 12ベータ1は,メール管理者を喜ばせる新機能を搭載している。Exchange 12は,ロールベース(サーバーの役割管理)構造と,すぐに必要な機能をインストールできるコンポーネントで再設計された。Exchange 12の役割には,エッジ・トランスポート(SMTPゲートウエイ),ハブ・トランスポート(ブリッジ・ヘッド),メールボックス・サーバー,クライアント・アクセス・サーバー(Outlook Web Access,Remote Procedure Call,IMAP,POP,Webサービス),ユニファイド・メッセージング(VoIP,PBX,ファクシミリ,ボイス・メール)がある。さらに,新しいMicrosoft Shell-based Exchange Management Shell (EMS)は,管理者がExchange 12の操作すべてをスクリプトで自動化できるようにする。