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 東京大学の坂村健教授が所長を務めるYRPユビキタスネットワーキング研究所は、2005年12月14日から16日まで開催中の「TRONSHOW2006」で、複数の周波数やプロトコルに対応する無線ICタグのリーダー/ライターを初披露した。ファームウエアを書き換えることで、さまざまなICタグに対応できるのが特徴である。

 これまでにも同研究所はリーダー/ライター機能を持つ携帯情報端末「ユビキタスコミュニケータ」を開発、販売しており、日立製作所の「ミューチップ」とTRONプロジェクトの「eTRON」に対応していた。今回開発したリーダー/ライターでは、これらに加え富士通製の無線ICタグを読み書きできるほか、ファームウエア書き換えによる新製品への対応も可能になった。

 リーダー/ライターはプログラム書き換え可能なLSIであるFPGAと、T-Engine仕様の組み込み機器開発ボードで構成する。読み取り可能な無線ICタグの周波数は13.56MHzと2.45Ghzで、今後950MHzのUHFタグにも対応する予定である。

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