PR
写真1 CEAが発表した米国における家電の工場出荷額の見通し。
写真1 CEAが発表した米国における家電の工場出荷額の見通し。
[画像のクリックで拡大表示]
写真2 2005年に最も成長した家電分野は「ポータブルMP3プレイヤー」。「自動車用モニタ」や「SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service,衛星デジタル・ラジオ・サービス)チューナー」も伸びているのが米国の特徴だ。
写真2 2005年に最も成長した家電分野は「ポータブルMP3プレイヤー」。「自動車用モニタ」や「SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service,衛星デジタル・ラジオ・サービス)チューナー」も伸びているのが米国の特徴だ。
[画像のクリックで拡大表示]
写真3 CEAが定義するゲーム機の世代。
写真3 CEAが定義するゲーム機の世代。
[画像のクリックで拡大表示]

 1月5日に開幕する「2006 International CES」に先立ち,CESを主催する米国の家電業界団体Consumer Electronics Association(CEA)が,米国家電市場の動向を発表した(発表資料はこちら)。2005年の米国における家電の工場出荷額は1259億ドル(約14兆7200億円)で,前年比11.3%増加した。2006年には同7.5%増加し,1353億ドル(約15兆8200億円)に達するという(写真1)。

 2005年において成長がもっとも著しかった分野は「ポータブルMP3プレイヤー」で,工場出荷額は前年比124%増加した(写真2)。そのけん引役は米AppleのiPodで,CEAは「iPodの周辺機器市場も非常に成長が見込める分野であり,2005年には市場規模が200%も拡大した」と指摘している。2006年にはポータブルMP3プレイヤーの販売額は前年比30%増の45億ドル(約5220億円)になり,出荷されるポータブルMP3プレイヤーの3割に動画再生機能が搭載されるという。

 デジタル・テレビも順調に成長した。2005年のデジタル・テレビの販売額は170億ドル(約1兆9900億円)で,前年比60%増加している。2006年のデジタル・テレビの販売額は230億ドル(約2兆6900億円)で,販売台数は1800万台になる見込みだ。もっとも米国では,デジタル・テレビといえどもCRTが主流で,液晶テレビとプラズマ・テレビの販売額が全デジタル・テレビの販売額に占める割合は,いまだに40%に過ぎない。

 ゲーム機市場も2006年には「第6世代ゲーム機(Xbox 360,PlayStation 3,Revolution)」の出荷に合わせて拡大すると見込んでいる。2006年のゲーム機市場規模は140億ドル(約1兆6400億円)になり,その内の120億ドル(1兆4000億円)を第6世代ゲーム機が占める。なお「第6世代」というのはCEAの呼称で,各世代の分類は写真3のようになる。CEAは第6世代ゲーム機について「ホーム・エンターテイメントや高解像度テレビといった新しい機能を家庭に届けるゲートウエイ」と位置付けている。Playstation 3にはBlu-rayドライブが搭載される見込みであることから「2006年に最も多く販売される次世代DVDドライブは,間違いなくPlayStation 3になるだろう」とも述べた。