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 ソフトバンク・グループで移動通信事業を手掛けるBBモバイルは1月1日,無線ブロードバンド規格「WiMAX」(IEEE 802.16e)によるサービスの実用化を目指す「WiMAX推進準備室」を設立した。商用展開に向け,研究開発や技術検証を実施する。宮川潤一・BBモバイル取締役COOの直轄で,室長にはソフトバンクBBの筒井多圭志CTOが就任した。

 同社は2005年11月,携帯電話事業への新規参入を決めている。昨年10月には,第3世代携帯電話,無線LAN,WiMAXを中断なく切り替える実証実験を行っており(関連記事),新設するWiMAX推進準備室では,携帯電話とWiMAXを組み合わせた新サービスの開発を目指す。

 総務省は,WiMAXなどの無線ブロードバンド技術には2.5GHz帯を割り当てる方針。この周波数帯は70MHz幅しか空きが無く,割り当て可能な事業者は2~3社程度になる模様だ。だが多数の割り当て希望事業者が予想され,激戦は必至。BBモバイルは,準備室の創設で技術面の優位性をアピールする狙いもあると見られる。

 なおBBモバイルと同じく携帯電話事業に新規参入するイー・アクセスは,2005年11月に「WiMAX推進室」を設立済みである(関連記事)。